ちょう‐しゅう【張州】
尾張(おわり)国の異称。
ちょう‐ほん【張本】
《古くは「ちょうぼん」》 1 事の起こり。原因。特に、悪事のもととなること。また、その人。張本人。「弱い者いじめの—で」〈中勘助・銀の匙〉 2 あとでの出来事に備えて、前もって準備しておくこと。
ちょうほん‐にん【張本人】
事件の起こるもとをつくった人。首謀者。張本。「騒動の—」
ちょう‐りょく【張力】
物体内の任意の断面に、垂直に、面を互いに引っ張るように働く応力。液体では通常、表面積を小さくしようとする一種の張力が働く。「表面—」
張(は)って悪(わる)いは親爺(おやじ)の頭(あたま)
駒を「はる」に、たたく意の「はる」を掛けて続けたもの。将棋で駒を打つときなどに言う言葉遊び。
はり【張り】
[名] 1 引っ張ること。また、その力の程度。「糸の—を強くする」 2 引き締まっていること。みずみずしく、力強いこと。「—のある声」「—のある肌」 3 気持ちなどの充実。物事を行おうとする意...
はり‐あい【張(り)合い】
1 張り合うこと。「意地の—」 2 努力するかいがあると感じられること。「—のある仕事」
張(は)り合(あ)いが抜(ぬ)・ける
張り合う相手や目標を失って意欲がなくなる。「強敵がいなくなって—・ける」
はりあい‐ぬけ【張(り)合い抜け】
[名](スル)張り合いがなくなること。気持ちがくじけ、意欲を失うこと。「研究の先を越されて—する」
はり‐あ・う【張(り)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに張る。「意地を—・う」 2 互いに負けまいとする。同じものを目指して競争する。「主役を—・う」