かい‐こく【回国/廻国】
[名](スル) 1 諸国を回って歩くこと。「吾子を尋ね当てる為、六十余州を—して」〈漱石・草枕〉 2 「回国巡礼」の略。
かい‐じゅうせき【灰重石】
カルシウムのタングステン酸塩鉱物。無色・白色・淡黄色などで透明、ガラス光沢があり、紫外線を当てると青色の蛍光を示す。錐状の結晶が普通。正方晶系。タングステンの主な鉱石。
か‐えき【課役】
1 仕事を割り当てること。また、割り当てられた仕事。 2 律令制で、調と役(えき)。租税と夫役(ぶやく)。かやく。
かか・る【掛(か)る/懸(か)る/係る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐上が固定された状態で、高い所からぶらさがる。上から下へさがる。「壁に絵が—・っている」「カーテンの—・っている部屋」 ㋑中空など、高い所に位置する。「月が中天に—・る」 ...
かぎ‐あ・てる【嗅ぎ当てる】
[動タ下一][文]かぎあ・つ[タ下二] 1 物のにおいをかいで、そのありかや中身を当てる。「警察犬が毒物を—・てる」 2 探り当てる。「犯人の住居を—・てる」「犯罪の匂いを—・てる」
かぎ‐だ・す【嗅ぎ出す】
[動サ五(四)] 1 においをかいで人や物のありかを探り出す。「警察犬が犯人の居場所を—・す」 2 隠れているものを探り出す。探り当てる。「企業の秘密を—・す」 3 かぎはじめる。
かぎ‐つ・ける【嗅ぎ付ける】
[動カ下一][文]かぎつ・く[カ下二] 1 においでそのものを探り当てる。かぎ出す。「猫が魚を—・ける」 2 隠されているものを、気配などから察してうまく探り当てる。かぎ出す。かぎこむ。「新聞記...
かぎ‐わ・ける【嗅ぎ分ける】
[動カ下一][文]かぎわ・く[カ下二] 1 においをかいで、対象の違いを識別する。また、特定のにおいだけをかぎとる。「香水の名前を—・けて当てる」 2 わかりにくい違い、あるいは、小さな違いに気...
か・ける【掛ける/懸ける】
[動カ下一][文]か・く[カ下二] 1 ㋐高い所からぶらさげる。上から下にさげる。垂らす。「すだれを—・ける」「バッグを肩に—・ける」 ㋑目につくように高い所に掲げる。「看板を—・ける」「獄門に...
か‐しゃ【仮借】
漢字の六書(りくしょ)の一。音はあるが当てるべき漢字のない語に対して、同音の既成の漢字を意味に関係なく転用するもの。食物を盛る高い脚の付いた器の意の「豆」の字を、穀物の「まめ」の意に用いる類。