さかや‐やく【酒屋役】
室町時代、幕府が造り酒屋に課した税。倉役(くらやく)とともに幕府の大きな財源になった。酒役。
さばき‐やく【裁き役/捌き役】
1 物事の処理や理非の判断をする人。 2 歌舞伎で、事件を取りさばき、解決をつける役柄。「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の細川勝元など。捌き方。
さんとう‐じゅうやく【三等重役】
名目だけで、実質的には一般社員と変わりのない重役。サラリーマン重役。 [補説]源氏鶏太の小説の題名から広まった語。→三等重役(書名)
さんとうじゅうやく【三等重役】
源氏鶏太の長編小説。昭和26年(1951)から昭和27年(1952)にかけて「サンデー毎日」誌に連載。「三等重役」は流行語となった。昭和27年(1952)春原政久監督により映画化。
さんば‐やく【産婆役】
会や組織などを新たに結成するとき、その世話をする人。
さん‐やく【三役】
1 ある組織を代表する、三つの主要な役職。また、その役職にある人。→政務三役 →党三役 2 ㋐相撲で、大関・関脇・小結のこと。現在は横綱も含めていう。 ㋑能で、シテ方に対して、ワキ方・囃子方(は...
ざい‐えき【在役】
[名](スル) 1 懲役・兵役などに服していること。「徴兵で二年間—した」 2 任務に就いていること。「—艦」
ざいけ‐やく【在家役】
中世、荘園・公領で在家3に課した公事(くじ)。夫役が主であった。
ざつ‐えき【雑役】
主な業務以外の種々雑多な仕事。
ざ‐やく【座役】
中世、商工業者の座に対して、幕府・領主などの本所が課した課役。