うれい‐がお【憂い顔/愁い顔】
心配そうな顔つき、表情。また、もの思いに沈んだ悲しげな顔つき。
うん‐だめし【運試し】
賭け事などをして、運がよいか悪いかを試すこと。成功するかどうか思いきって挑戦してみること。「—に宝くじを買ってみる」
えいやっ‐と
[副] 1 力を入れて、また、思い切りよく事を行うさま。「仕事を—終わらせる」 2 ようやく。やっとのことで。「—箱根の駅に着きて候」〈滑・膝栗毛・二〉
えがき‐だ・す【描き出す】
[動サ五(四)] 1 絵や図にかいて表現する。 2 文章や音楽などによって、物の形や事柄のありさまを目に見えるように表現する。「政界の内幕を—・す」 3 物事を想像によって思い浮かべる。「脳裏に...
え‐が・く【描く/画く】
[動カ五(四)] 1 物の形を絵や図にかき表す。「田園の風景を—・く」 2 物事のありさまを文章や音楽などで写し出す。描写する。表現する。「下町の生活を—・いた小説」 3 物事のありさまを心に思...
えぐ・い【蘞い/醶い】
[形][文]ゑぐ・し[ク] 1 あくが強くて、いがらっぽい感じがする。えがらっぽい。「山菜を食べたあと、のどが—・い」 2 俗に、むごたらしいさま。また、どぎついさま。「—・い描写」 3 我が強...
え‐しゃく【会釈】
[名](スル)《もと仏教語で、混乱した内容を、前後照合して意味が通じるようにする意の「和会(わえ)通釈」の略》 1 軽くあいさつや礼を交わすこと。また、そのあいさつや礼を示す所作。「—してすれ違...
えたり‐かしこし【得たり賢し】
[連語](多く「と」を伴って副詞的に用いる)物事が自分の思いどおりになったときの喜びの気持ちを表す語。しめた。うまくいった。「意地の悪い鳥は…、—と頭の上を啼いて通る」〈藤村・破戒〉
笑壺(えつぼ)に入(い)・る
思い通りになって大いに喜ぶ。「博士が三四歳の男の子を抱えて、独り—・っている」〈白鳥・何処へ〉 [補説]この句の場合、「入る」を「はいる」とは読まない。
え‐ば【餌ば】
《「餌食(えば)み」の略》 1 鳥獣や魚のえさ。え。 2 人を誘うために利用するもの。えさ。「斯るわずかの功名を—となして」〈井上勤訳・狐の裁判〉 3 人の欲望を満たすためのもの。えじき。「この...