かち‐なのり【勝(ち)名乗り】
1 相撲で、行司が勝った力士のしこ名を呼んで、その方へ軍配をあげること。「—を受ける」 2 競争や戦いなどで勝ちを宣言すること。「即日開票で早々と—を上げた」
かち‐ぬ・く【勝(ち)抜く】
[動カ五(四)] 1 次々に相手を破って、勝ち進む。「—・いて優勝する」 2 最後まで戦いぬいて勝つ。「苦しい戦いを—・く」
かち‐のこ・る【勝(ち)残る】
[動ラ五(四)]試合や勝負に勝って、次の戦いに残る。「激戦を—・る」
かっ‐せん【合戦】
[名](スル) 1 敵味方が出あって戦うこと。戦い。「関ヶ原の—」 2 (「がっせん」の形で)名詞の下に付いて、激しく争うさまを表す。「乱売—」「蛍—」
かっ‐ちゅう【甲冑】
戦いのとき身を守るために着用する武具。胴体を覆う甲(よろい)と、頭にかぶる冑(かぶと)。
勝(か)てば官軍(かんぐん)負(ま)ければ賊軍(ぞくぐん)
戦いに勝ったほうが正義になり、負けたほうが不義となる。道理はどうあれ強い者が正義者となるというたとえ。勝てば官軍。
糧(かて)を棄(す)て船(ふね)を沈(しず)む
《楚の項羽が鉅鹿(きょろく)の戦いで、川を渡るのに使った船を沈め、釜を壊し、小屋を焼いてから戦い、秦の軍に大勝した「史記」項羽本紀の故事から》決死の覚悟で戦いに臨むたとえ。
カルバラー【Karbalā'】
イラク中部、カルバラー州の商業都市。同州の州都。バグダッドの南西約80キロメートル、ユーフラテス川中流域に位置する。680年、アリーの次男フサインがスンニー派との戦いで殉死した地で、イスラム教シ...
カローデン【Culloden】
英国スコットランド北部の都市インバネスの東部郊外の村。18世紀半ば、カンバーランド公ウィリアム=オーガスタス率いるイングランド軍に対し、ジャコバイト派軍が最後の大規模な反乱を起こした「カローデン...
かわなか‐じま【川中島】
長野市南部、千曲(ちくま)川と犀(さい)川との合流点にある三角州。水田などがある。古戦場として有名。→川中島の戦い