はこね‐えきでん【箱根駅伝】
東京(大手町)−箱根(芦ノ湖)間の往復の道路で行われる駅伝競走。往路5区間、復路5区間の合計10区間で競う。主催は関東学生陸上競技連盟。正式名称は東京箱根間往復大学駅伝競走。大正9年(1920)...
はこね‐の‐せき【箱根の関】
江戸時代、箱根山中の芦ノ湖畔に置かれた東海道の関所。入り鉄砲・出女(でおんな)を厳重に取り締まった。→入り鉄砲に出女
はこ‐ばしご【箱梯子】
側面に戸棚・引き出しなどを設けた階段。箱階段。箱段。
はさみ‐ことば【挟み詞/挿み語】
1 文章の間に挟み込む言葉。挿入句。 2 江戸時代、多く遊里で行われた隠語の一種。言葉の各音節の間に、他の音節を挟んでいうもの。ふつう前の音と同じ段のカ行の音節を挟む。「あきれたひと」を「あカき...
は‐ざし【刃刺(し)/羽差(し)】
江戸時代の捕鯨漁で、勢子船に乗って捕鯨作業を指揮した者。銛(もり)を投げたり、弱った鯨にとび乗ったりするなどした。
はしか・し【捷し/敏捷し】
[形ク]機敏である。はしこい。「木戸の—・き男ども」〈浮・嵐無常物語〉
はし・ける【艀ける】
[動カ下一]《「はしけ(艀)」の動詞化》 1 艀で乗客や貨物を運ぶ。「飛脚船を—・けて」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 こっそり他へ移す。隠す。「くぐり戸がなると、そりゃを合図に戸棚へ—・け、かん...
はし‐じょろう【端女郎】
江戸初期、階級が最下級の遊女。見世女郎。局(つぼね)女郎。「—は鹿恋(かこひ)より下、見世女郎と言ふなり」〈浮・御前義経記・一〉
はしど‐しん【橋戸信】
[1879〜1936]野球選手・新聞記者。東京の生まれ。早大の遊撃手として活躍し、明治38年(1905)日本初の米国遠征に参加。帰国後は橋戸頑鉄(がんてつ)の筆名で各紙に野球批評を執筆する。昭和...
はしもと‐そうきち【橋本宗吉】
[1763〜1836]江戸後期の蘭学者。大坂の人。名は鄭。字(あざな)は伯敏。号、曇斎。大槻玄沢に医学・蘭学を学び、蘭書の翻訳と語学教授に当たった。エレキテル(電気)の実験を行い、「阿蘭陀始制エ...