たてぞめ‐せんりょう【建染(め)染料】
そのままでは水に溶けず、一度還元操作を施してから染める染料。染めた繊維は空気中で酸化してもとの染料の色に戻る。インジゴ系染料・インダンスレン系染料などがあり、木綿・羊毛の染色に使われる。バット染料。
たんじゅう‐さん【胆汁酸】
胆汁の主成分の一。肝細胞でコレステロールから合成され、脂肪酸を乳化する働きをする。腸内で大部分は再吸収され、肝臓に戻る。
だんせい‐へんけい【弾性変形】
外力を受けて変形した物体が、外力をとり除くと完全に元の形に戻るような変形。
チキソトロピー【(ドイツ)Thixotropie】
コロイド溶液などで、ゲルをかきまぜると流動性のゾルに変わり、放置しておくと再びゲルに戻る性質。身近なものの中では、ヨーグルトやペンキ塗料などが示す。揺変性(ようへんせい)。チキソ性。チクソトロピー。
ちょうだん‐せい【超弾性】
形状記憶合金などがもつ、ある温度域で応力による変形を加えても、加熱することで元の形状に戻る性質。強弾性。擬弾性。
ちょろ‐キュー【チョロQ】
《名称は「ちょろちょろ走るキュートな車」から》ぜんまいで駆動するタカラトミー製のミニカー。車体を押しつけながらバックさせるとぜんまいが巻かれ、手を離すと戻る力で走る。昭和55年(1980)発売開...
つばめ‐がえし【燕返し】
1 身を急に反転させること。また、急にもとの状態に戻ること。「その瞬間—に、…冷刻な驕満な光をその眸から射出したので」〈有島・或る女〉 2 ある方向に振った刀のきっ先を、急に反転させて相手を斬る...
ていはんぱつ‐そざい【低反発素材】
反発力が低く、力がかかるとゆっくりと沈み、ゆっくりと戻る、スポンジの一種。素材はウレタン。圧力、衝撃の吸収・分散にすぐれ、寝具・クッションなどに利用。1970年に米国のNASAが開発。
てき‐し【摘示】
[名](スル)要点をかいつまんで示すこと。また、あばくこと。「其挙動常に暴横にして、事理に戻ること、多きを—せしが」〈竜渓・経国美談〉
で‐もどり【出戻り】
1 一度出かけて、途中でもとへ戻ること。 2 嫁いだ女性が、離婚したり、夫に死別したりして生家に戻ること。また、その女性。