しん‐がん【心眼】
物事の真実の姿を見抜く、鋭い心の働き。心の目。しんげん。「—を開く」
しん‐きょう【秦鏡】
《「西京雑記」にある、秦の始皇帝が、人の心の善悪や病気の有無を照らして見たという鏡から》人の心の善悪正邪を見抜く眼識。
しん‐てい【心底】
1 心の底。心の奥で思っていること。しんそこ。「—を見抜く」「—から憎む」 2 心臓の上部で、大血管が出入りする部分。主に左心房と右心房の一部からなる。→心尖(しんせん) [補説]2で、心臓は底...
スクラップ【scrap】
[名](スル) 1 新聞・雑誌の記事などを切り抜くこと。また、その切り抜き。「公害記事を—する」 2 金属の切りくず。くず鉄。また、自動車など大きな金属製品の廃物。「—の山」
裾(すそ)を掻(か)・く
足をなぎ払って倒す。転じて、他人を出し抜く。裏切る。「小紫だ、高尾だと、あの男に—・かれて」〈万太郎・市井人〉
すっぱ‐ぬき【素っ破抜き】
1 すっぱ抜くこと。また、すっぱ抜いた事柄。「特ダネの—」 2 刃物を不意に抜くこと。「浪人衆(しゅ)が三人、御酒のうへで—して怪我人もありましたから」〈滑・続膝栗毛・一二〉
すっぱ‐ぬ・く【素っ破抜く】
[動カ五(四)] 1 人の秘密などを不意に明るみに出す。あばく。「汚職の真相を—・く」 2 刀などをだしぬけに抜く。「酔うた振りして—・き」〈伎・霊験曽我籬〉 [補説]すっぱ(忍びの者)が思いが...
ストリッピング‐しゅじゅつ【ストリッピング手術】
下肢静脈瘤に対する治療法の一つ。静脈弁の不全によって静脈瘤ができた血管に特殊なワイヤーを挿入し、静脈自体を引き抜く。静脈抜去術。
すぽっ‐と
[副] 1 物の中に完全に包み込まれたり、入ったりするさま。すぽりと。「箱に—おさまる」 2 栓などを勢いよく引き抜くさま。また、その音を表す語。すぽんと。「ワインのコルク栓が—抜けた」
すぽん‐ぬき【すぽん抜き】
人を出し抜くこと。人に不意打ちをくわせること。「馴染(なじ)みのおれを、—に合はせた」〈浄・丹波与作〉