ぬき‐はな・つ【抜(き)放つ】
[動タ五(四)]刀などを勢いよく抜く。抜き放す。「鞘(さや)から太刀を—・つ」
抜(ぬ)く手(て)も見(み)せず
1 手元の動きが見えないほど早く刀を抜く。「—斬りかかる」 2 すばやく物事を行う。「—人事を刷新する」
ね‐こぎ【根扱ぎ】
草木を根ごと引き抜くこと。転じて、すべて取ること。根こそぎ。「古い松の木を—にする」
ねじ‐ぬき【螺子抜き】
ねじを抜くのに用いる道具。
ね‐ぬき【根抜き】
1 草木を根のついたまま引き抜くこと。「雑草を—にする」 2 以前からずっとそういう状態であること。はえぬき。「いやいや—の法華でなければ信心うすし」〈浮・懐硯・四〉
ね‐びき【根引き/根曳き】
[名](スル) 1 草木などを根のついたまま引き抜くこと。ねこぎ。 2 遊女や芸者などの身代金を代わりに払って請け出すこと。身請け。落籍。「—されしは嬉(うれし)いようなものの」〈露伴・寝耳鉄砲〉
ねん‐さい【燃犀】
物事をよく見抜くこと。中国、東晋(とうしん)の温嶠(おんきょう)が、犀の角を燃やして深淵を照らし、水中の怪物の姿を見たという「晋書」温嶠伝の故事による。
のぐち‐じろう【野口二郎】
[1920〜2007]プロ野球選手。愛知の生まれ。昭和14年(1939)東京セネタースに入団。1年目から33勝をあげ、4年目には40勝を記録。延長28回を一人で投げ抜くなど「鉄腕」の異名をとった。
は【破】
[音]ハ(呉)(漢) [訓]やぶる やぶれる われる [学習漢字]5年 1 物をこわす。こわれる。「破壊・破棄・破損・破片/大破・突破・難破・爆破」 2 物事をだめにする。だめになる。「破局・破...
鼻毛(はなげ)を抜(ぬ)・く
相手をだます。出し抜く。「—・かれて家産を蕩尽しても」〈魯庵・社会百面相〉