にほん‐こうどうかい【日本弘道会】
明治時代の国家主義的教化団体。前身は西村茂樹が設立した修身学社で、日本講道会を経て明治20年(1887)日本弘道会と改称。機関誌「弘道」を刊行して修身道徳教育を主張した。
のう‐け【能化】
《「のうげ」とも》仏語。 1 師として教え導く者。衆生を教化する仏・菩薩(ぼさつ)をいう。⇔所化(しょけ)。 2 一宗派の長老・学頭などのこと。
はいぶつ‐きしゃく【廃仏毀釈】
《仏教を廃し釈迦(しゃか)の教えを棄却する意》明治政府の神道国教化政策に基づいて起こった仏教の排斥運動。明治元年(1868)神仏分離令発布とともに、仏堂・仏像・仏具・経巻などに対する破壊が各地で...
パハルプール【Paharpur】
バングラデシュ北西部にある仏教遺跡。8世紀半ばから9世紀にかけてベンガル地方で栄えたパーラ王朝時代の仏塔、僧院、僧坊などの遺構が数多く見られる。11世紀末にはセーナ朝のヒンズー教化が進み、13世...
ひとつ‐はちす【一つ蓮】
《「一蓮(いちれん)」を訓読みした語》極楽で、同じ蓮華(れんげ)の上に生まれかわること。「—に入りてこそ衆生教化弘むなれ」〈梁塵秘抄・二〉
びんずる【賓頭盧】
《(梵)Piṇḍola-bhāradvājaの音写から。不動の意》十六羅漢の第一。白頭・長眉の相を備える阿羅漢。神通に達したが、みだりに用いて仏陀(ぶっだ)にしかられ、仏陀滅後の衆生の教化を命じ...
ふう‐か【風化】
[名](スル) 1 地表の岩石が、日射・空気・水・生物などの作用で、しだいに破壊されること。また、その作用。 2 記憶や印象が月日とともに薄れていくこと。「戦争体験が—する」 3 徳によって教化...
フルダ【Fulda】
ドイツ中部、ヘッセン州の都市。744年、フルダ修道院が創設され、中世にはドイツのキリスト教化の中心的役割を担った。ドイツの守護聖人ボニファチウスの墓があるフルダ大聖堂や市宮殿をはじめ、バロック様...
フルダ‐しゅうどういん【フルダ修道院】
《Kloster Fulda》ドイツ中部、ヘッセン州の都市フルダにある修道院。744年に創設された同国最古のベネディクト修道会修道院の一つで、ドイツのキリスト教化に大きな影響を与えた。9世紀、ラ...
ぶつ‐ど【仏土】
1 仏が住む土地。浄土。 2 仏が教化(きょうけ)を施す国土。この現実世界。