おし・う【教ふ】
[動ハ下二]「おしえる」の文語形。
教(おし)うるにも術(すべ)多(おお)し
《「孟子」告子下から》人を教える方法にもいろいろある。教えないというのも、一つの教え方である。
教(おし)うるは学(まな)ぶの半(なか)ば
《「書経」説命下から》人に学問を教えることは、自分の勉強ともなる。
おしえ【教え】
1 教えること。教育。「—を受ける」 2 教える事柄・内容。教訓。戒め。「父母の—に従う」 3 宗教の教えるところ。教義。「キリストの—」
おしえ‐こ・む【教え込む】
[動マ五(四)]十分に教える。「イヌに芸を—・む」
おしえ‐ご【教え子】
教師・師として、自分が教えたことのある相手。また、現在教えている生徒。弟子。
おしえ‐さと・す【教え諭す】
[動サ五(四)]物事の道理を相手がよく理解できるように、話して聞かせる。「こんこんと—・す」
おしえ‐の‐にわ【教えの庭】
教育する所。学校。学園。学びの庭。
おし・える【教える】
[動ア下一][文]をし・ふ[ハ下二] 1 知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。教育する。教授する。「英語を—・える」「イヌに芸を—・える」「学校では三年生を—・えている」 2 知...
おし・ゆ【教ゆ】
[動ヤ下二]《「おし(教)う」が室町時代以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「教ゆる」となる例が多い》「教える」に同じ。「タダ道理ノ推ストコロヲ人ニ—・ユルバカリデゴザル」〈天草本伊曽保・イソ...