ぶん‐りん【文林】
1 文学者の仲間。文苑。文壇。「儒家—」 2 詩歌・文章などを集めたもの。詩文集。文苑。 3 《「洽聞記」にある、唐の高宋が見事なリンゴを献上した王方言を文林郎の官に任じたという故事から》リンゴ...
へいあんちょうぶんがくし【平安朝文学史】
東京堂発行の「日本文学全史」の平安時代部分。国文学者、五十嵐力が執筆を担当。昭和12年(1937)に上巻、14年(1939)に下巻を刊行した。
へびとのけいやく【蛇との契約】
《原題、(イタリア)Il patto col serpente》イタリアの英文学者・文筆家のプラーツによるロマン主義の時代を主題とした美学評論。1972年刊。
ヘール【George Ellery Hale】
[1868〜1938]米国の天文学者。ヤーキス天文台・ウィルソン山天文台・パロマー山天文台の創設者。また、太陽の研究にも多くの業績を残した。
ヘール‐の‐ほうそく【ヘールの法則】
太陽磁場の極性が約22年周期で反転して元に戻るという法則。その周期は黒点相対数が約11年周期で変化するシュワーベ周期の2回分に等しい。米国の天文学者ジョージ=ヘールが発見した。
ベイリー‐ビーズ【Baily's beads】
皆既日食の開始直前および終了直後、または金環食の開始直後および終了直前に、月の輪郭の谷間だけから太陽の光が漏れ、数珠状に連なって見える現象。1836年に英国の天文学者F=ベイリーが確認した。ベイ...
ベッセル‐だえんたい【ベッセル楕円体】
1841年にドイツの天文学者ベッセルが導いた準拠楕円体。日本では近代測量が始まった明治時代以来、同楕円体が採用されたが、平成14年(2002)よりGRS80楕円体に置き換えられた。
ベッセル‐ねん【ベッセル年】
《Besselian year》平均太陽の赤経が18時40分に達した瞬間を年初とする回帰年。長さは1太陽年に等しい。暦年上の長さは閏(うるう)年のため一定でなく、天体の位置推算上不便なので、ドイ...
ベピ‐コロンボ【BepiColombo】
JAXA(宇宙航空研究開発機構)とESA(欧州宇宙機関)が共同で進める水星探査計画。MPO(水星表面探査機)とMMO(水星磁気圏探査機)「みお」という二つの周回探査機によって観測が行われる。日本...
ほしのまきば【星の牧場】
庄野英二の児童文学作品。昭和38年(1963)刊行。挿絵は長新太。記憶喪失の復員兵と、戦場で死んだ愛馬の心の交流を幻想的に描く。翌年、第11回サンケイ児童出版文化賞、第4回日本児童文学者協会賞、...