サン‐イグナシオ【San Ignacio】
中央アメリカ、ベリーズ西部の町。カヨ州の州都。町の中央をベリーズ川の支流、マカル川が流れる。カハルペチ、シュナントゥニッチなどのマヤ文明遺跡が近隣にある。
メキシコ西部、バハカリフォルニアス...
さん‐ざ【参座】
1 会合に参列すること。「印度の政府にて裁判するに、—の者は土人を用いず」〈福沢・文明論之概略〉 2 年始の礼に行くこと。「夕つ方、御方々の—し給はむとて」〈源・初音〉
さんすいちょうかん【山水長巻】
雪舟筆「四季山水図」の通称。文明18年(1486)作の長さ15メートルを超す巻物で、雪舟の最高傑作とされる。
サンタクルス‐デル‐キチェ【Santa Cruz del Quiché】
グアテマラ中南部の都市。キチェ県の県都。略称キチェ。首都グアテマラの北西約90キロメートル、チュアクス山脈の標高約2000メートルの南西斜面に位置する。マヤ系の先住民キチェ族が多く居住。郊外にマ...
サンタ‐リタ【Santa Rita】
中央アメリカ、ベリーズ北端の町コロザルにあるマヤ文明の遺跡。市街北西部に位置する。先古典期から後古典期まで続いた都市の遺構。マヤアーチとよばれる逆三角形のアーチの天井などが残っている。
サンティアゴ‐アティトラン【Santiago Atitlán】
グアテマラ南西部の町。首都グアテマラの西約75キロメートルに位置する。アティトラン湖南岸の深い入り江に面する。サンペドロ山、アティトラン山、トリマン山に囲まれる。マヤ系の先住民ツトゥヒル族が多く...
サン‐ヘルバシオ【San Gervasio】
メキシコ東部、キンタナロー州、カリブ海のコスメル島にある遺跡。同島北部に位置する。16世紀頃に盛期を迎えたマヤ文明の遺跡で、神殿やアーチのほか、人の手形の壁画が残っている。
ざっしゅぶんか【雑種文化】
加藤周一による評論。昭和31年(1956)刊。純粋な西洋文化に対し、日本の文化を「伝統を基盤とする雑種文化」と位置づけて論じた文化・文明論。
ざっ‐しょう【雑餉】
「雑掌(ざっしょう)6」に同じ。〈文明本節用集〉
ざん‐ぎり【散切り】
1 ちょんまげを切り落として、刈り込んだ髪形。明治初期に流行し、文明開化の象徴とされた。散切り頭。斬髪(ざんぱつ)。 2 髪を切り乱して結ばずにそのままにしておくこと。また、その髪形。散らし髪。