うらしま‐そう【浦島草】
サトイモ科の多年草。日陰地に生え、高さは40〜50センチ。葉は多数に裂けていて、長い柄をもつ。雌雄異株。晩春、紫緑色の仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた軸に、多数の雄花、雌花をつける。軸の一部は紫...
おお‐すぎごけ【大杉蘚】
スギゴケ科の蘚類(せんるい)。日陰地の腐食土の上に群生し、高さ約10センチで、堅い。苔庭に利用。
おどりこ‐そう【踊子草】
シソ科の多年草。山野のやや日陰に生え、高さ30〜50センチ。茎は四角柱で、節に長い毛がある。葉は卵形で対生する。4〜6月ごろ、葉の付け根ごとに淡紅紫色または白色の唇形の花を輪生する。名は、花を笠...
かげ‐ぼし【陰干（し）／陰乾し】
［名］(スル)洗濯物などを、日陰でかわかすこと。「セーターを—する」
かた‐かげ【片陰】
１ 陰になっている所。物陰。「高い用水桶の—から中を覗いて」〈秋声・足迹〉 ２ 日陰。特に、夏の午後に家並みなどの片側にできる日陰。《季 夏》「—をもとめてすでに海の風／汀女」
き・える【消える】
［動ア下一］［文］き・ゆ［ヤ下二］ １ 感覚でとらえられなくなる。 ㋐姿・形などが見えなくなる。「煙が空に—・える」「男は人ごみの中に—・えた」 ㋑音が聞こえなくなる。「足音が—・える」 ㋒にお...
き‐おん【気温】
大気の温度。ふつう地上1.5メートルの高さの通風のよい日陰で計った温度をいい、百葉箱に入れた温度計を用いる。
こころ‐の‐いろ【心の色】
１ 心に深く思い込んでいるありさま。また、その心。「常盤(ときは)なる日陰の蔓(かづら)今日しこそ—に深く見えけれ」〈後撰・恋三〉 ２ 心のやさしさ。人情味。「吾妻人(あづまうど)は、…げには—...
シェード‐ツリー【shade tree】
日陰をつくるための樹木。
した‐くさ【下草】
《「したぐさ」とも》 １ 木の下などに生えている草。森や林に生える丈の低い草木。 ２ 取るに足らない者。日陰者。「かかる—頼もしくぞ思(おぼ)しなりぬる」〈源・玉鬘〉
