ゆうめい‐むじつ【有名無実】
[名・形動]名ばかりで、それに伴う実質のないこと。また、そのさま。「—な(の)規則」
ゆうもう‐さいぼう【有毛細胞】
内耳の蝸牛内部にある、細かい毛のような細胞が束になった感覚細胞。音が空気の振動として内耳の蝸牛に伝わり、有毛細胞が揺れて電気信号が発生。聴神経から脳に伝わり、音として認識される。
ゆう‐よ【有余】
1 余りがあること。余分。「気の毒に思うて—の金を給するは」〈福沢・文明論之概略〉 2 《「有」はその上また、の意》数を表す語に付いて、それより少し多い意を表す。「五年—の歳月」
ゆう‐よう【有用】
[名・形動]役に立つこと。また、そのさま。「社会に—な(の)人材」⇔無用。
ゆう‐よう【有要】
[名・形動]非常に大切なこと。また、そのさま。肝要。緊要。「国家—の事実を」〈田口・日本開化小史〉
ゆうよう‐こんちゅう【有用昆虫】
人間の生活に役立つ昆虫、およびその生産物を利用できる昆虫。益虫のほか、食用・愛玩用のものも含めていう。
ゆうよう‐しょくぶつ【有用植物】
食用のほか建築・工芸・薬剤・園芸などに用いられて、人間の生活に役立つ植物。菌類まで含め、非常に多くの種類に及ぶ。
ゆう‐よく【有翼】
1 ミサイルなどが、弾道を安定させるための翼(よく)をそなえていること。「—弾」 2 神や天使、想像上の動物などに翼(つばさ)があること。「—の獅子」
ゆうよく‐だん【有翼弾】
弾道を安定させるため、尾部に翼(よく)をつけた弾丸。
ゆう‐り【有利】
[名・形動]利益のあること。利益を望めること。他よりも条件や状態がよいこと。また、そのさま。「—な取引」「相手方に—な情報」「戦局が—に展開する」⇔不利。 [派生]ゆうりさ[名]