とき‐め・く【時めく】
[動カ五(四)] 1 よい時勢にめぐりあって栄える。時を得てもてはやされる。「今を—・く小説家」 2 特に目をかけられてはぶりがよくなる。寵愛(ちょうあい)される。「すぐれて—・き給ふありけり」...
時(とき)を◦得(え)る
《「列子」説符の「時を得る者は昌(さか)え、時を失う者は亡ぶ」から》よい時機にめぐりあって栄える。時機をうまくとらえて利用する。
とこ‐つ‐みかど【常つ御門】
《「つ」は「の」の意の格助詞》永久に変わらず栄える宮殿。とこみや。「君ませば—と侍宿(とのゐ)するかも」〈万・一七四〉
富(とみ)は屋(おく)を潤(うるお)し徳(とく)は身(み)を潤(うるお)す
《「礼記」大学から》財宝を多く持てば家が栄えるのと同様、徳を多く積めばその人の品格が高くなる。
とよあしはら‐の‐みずほのくに【豊葦原の瑞穂の国】
《神意によって稲が豊かに実り、栄える国の意》日本国の美称。「此の—を挙(のたまひあげ)て我が天祖(あまつみおや)彦火の瓊々杵尊に授へり」〈神武紀〉
なか‐がわ【那珂川】
栃木県北部の茶臼岳(ちゃうすだけ)付近に源を発し、南東流して茨城県に入り那珂湊(なかみなと)で太平洋に注ぐ川。長さ150キロ。 福岡平野を貫流する川。佐賀県境に源を発し、北流して博多湾に注ぐ...
波(なみ)に乗(の)・る
時勢に合って栄える。時流に乗る。また、調子に乗る。「好況の—・る」
にお・う【匂う】
[動ワ五(ハ四)]《「丹(に)秀(ほ)」を活用した語で、赤色が際立つ意》 1 よいにおいを鼻に感じる。かおりがただよう。「百合の花が—・う」「石鹸がほのかに—・う」→臭う1 2 鮮やかに色づく...
ね‐とうしん【子灯心】
江戸時代、大黒天の縁日である甲子(きのえね)の日に売った灯心。これを買うと、その家が富み栄えるといわれた。
は・える【映える/栄える】
[動ア下一][文]は・ゆ[ヤ下二] 1 光を受けて照り輝く。「夕日に—・える連山」 2 引き立ってあざやかに見える。また、よく調和する。「紺のスーツにネクタイが—・える」 3 (栄える)りっぱに...