うしろ‐だて【後ろ盾/後ろ楯】
1 《2が原義》陰にあって力を貸し、助けること。また、その人。後ろ見。「有力な—をもつ」 2 背後を守る盾。後ろを防ぐもの。〈運歩色葉〉
お‐だて【小楯】
[名]小さな楯(たて)。また、楯。「木幡(こはた)の道に遇はしし嬢子(をとめ)後手(=ウシロ姿)は—ろかも」〈記・中・歌謡〉 [枕]《楯を立て並べたように山が連なるところからという》地名「や...
かさね‐だて【重ね楯】
敵の矢を防ぐため、幾枚も盾を重ねて立てること。また、その盾。
きん‐じゅん【金盾】
中国政府が運用するインターネット検閲システム。有害情報へのアクセスを遮断するシステムで、サーチエンジンの検索ワード、電子メール・ソーシャルメディア・メッセンジャーアプリの送受信記録などを検閲して...
さいおうのたて【塞王の楯】
今村翔吾の小説。令和3年(2021)刊。戦国時代、大津城での戦いを描く。第166回直木賞受賞。
しこ‐の‐みたて【醜の御楯】
天皇の楯となって外敵を防ぐ者。武人が自分を卑下していう語。「今日よりは顧みなくて大君の—と出で立つわれは」〈万・四三七三〉
たた【楯】
「たて」の古形。「—並(な)めて」〈記・中・歌謡〉
たて【盾/楯】
1 敵の矢・石・剣などを防ぐための板状の武具。手に持つ手盾と、地上に並べておく垣盾(かいだて)とがある。大きさや形はさまざまで、材料も木・皮・金属などがある。 2 防ぎ守る手段。また、自分の立場...
て‐だて【手楯】
歩兵が手に持って防御用に用いる細長い木楯。
はい‐だて【佩盾/脛楯/膝甲】
鎧(よろい)の付属具の一。腰の前から左右に垂らして股(もも)と膝(ひざ)を覆うもの。下部を小札(こざね)で威(おど)したものや、革などで綴じたものがある。膝鎧(ひざよろい)。