たつ【立】
和船で、船体や上部構造に用いる柱状の部材の総称。垣立(かきたつ)・車立(しゃたつ)・大立(おおたつ)など。立つ木。
たてあな‐じゅうきょ【竪穴住居】
地面を数十センチ掘り下げた面を床とする半地下構造の家。日本では縄文時代・弥生時代に盛んで、古墳時代以降しだいに消滅した。アジア・アメリカの寒冷地帯では最近まで使用。竪穴式住居。
タ‐ハジュラット‐しんでん【タハジュラット神殿】
《Ta' Ħaġrat》地中海中央部の島国、マルタ共和国にある先史時代の巨石神殿。マルタ島北西部の町イムジャールの近郊に位置する。紀元前3600年から3200年頃に建造された大小二つの巨石構造物...
たぶん‐ぎ【多分木】
グラフ理論において、木構造に分類されるデータ構造の一。また、それを図式化したもの。ある要素(親ノード)を起点とし、三つ以上の要素(子ノード)への枝分かれがあり、樹木のように広がっていく構造。多進...
タペタム【tapetum】
夜行性動物や深海魚などの眼球の網膜後部にある、光を反射する構造。弱い光を増幅する働きをもつ。タペータム。
タリフ‐エスカレーション【tariff escalation】
傾斜関税。製造業を保護するために、原材料を無税またはきわめて低い関税で輸入し、半製品・製品については加工度の高いものほど関税率を高くする関税構造をいう。
タルシーン‐しんでん【タルシーン神殿】
《Tarxien》地中海中央部の島国、マルタ共和国にある先史時代の巨石神殿。マルタ島東部、首都バレッタの南東約5キロメートルに位置する。紀元前3600年から2500年頃に建造され、渦巻きや家畜な...
たんい‐まく【単位膜】
生体膜の基本単位とされる、二つのたんぱく質層が間に脂質層を挟む構造の膜。1959年に米国の解剖学者J=D=ロバートソンが提唱したが、現在はこれを修正した流動モザイクモデルが支持されている。
たんこう‐のうりょく【堪航能力】
船舶が通常の航海に耐え、安全に航行できる能力。構造・船齢・航海の長短などによって異なる。
たんしき‐かざん【単式火山】
比較的単純な形と構造をもつ火山。富士山など。単一(たんいつ)火山。→複式火山