がく‐だいこ【楽太鼓】
1 雅楽器の一。2本のばちで打つ扁平な太鼓で釣太鼓(つりだいこ)・大太鼓(だだいこ)・担太鼓(にないだいこ)の3種がある。 2 歌舞伎下座音楽に使う扁平な太鼓。1の音色を模倣したもので、俗に平丸...
きん‐よう【鈞窯/均窯】
中国の陶磁の一。乳青色の釉(うわぐすり)をかけた青磁で、紅紫色の斑文(はんもん)を加えたものもある。宋・元代に河南省鈞州はじめ華北各地で作られ、明・清代には華南で模倣された。
ぎこてん‐しゅぎ【擬古典主義】
1 古典芸術を規範とする文学・芸術上の傾向。西欧の啓蒙主義文学などにみられるが、その伝統的形式性にこだわり、内容の浅薄な模倣に終わる傾向もあった。擬古主義。→古典主義 2 明治20年代、西鶴らの...
ぎこ‐ものがたり【擬古物語】
平安時代の物語を模倣して、鎌倉時代に作られた物語。「源氏物語」の模倣が著しく、独創性に乏しい。「住吉物語」「松浦宮(まつらのみや)物語」「石清水(いわしみず)物語」「苔の衣」など。
こ‐がく【古楽】
1 古い時代の音楽。 2 雅楽で、唐楽の楽曲分類の一。ふつう、秦・漢・六朝(りくちょう)までの中国楽や西域・インド楽およびそれを模倣した日本の作品をいうが、分類としてはあいまい。壱鼓(いっこ)を...
コピー【copy】
[名](スル) 1 写し取ること。複写。模写。また、そのもの。「—を取る」「資料を—する」 2 コンピューターで、データを複製すること。 ㋐ペーストを目的として、文章・図形などのデータを一時的に...
コピー‐バンド
《(和)copy+band》オリジナルの曲ではなく、有名なバンドの楽曲を模倣して演奏するバンド。
コロニアル‐スタイル【colonial style】
1 17〜18世紀にイギリス・スペイン・オランダなどの植民地に発達した建築・工芸の様式。本国の様式を模倣し、植民地向けの実用性を加味したもの。 2 特に19世紀のアメリカで発達した建築様式で、イ...
ごっこ‐あそび【ごっこ遊び】
言葉を使いはじめた幼児にみられる、大人の動作などを模倣した遊び。ままごとなど。
ざい‐せき【在昔】
むかし。往昔。「—唐制を模倣し」〈田口・日本開化小史〉