じ‐ろう【次郎/二郎】
1 2番目に生まれた男の子。次男。また、次男の名に用いる。 2 男女を問わず、2番目の子。「—の女子(むすめ)は大和の人の(つまどひ)に迎へられて」〈読・雨月・蛇性の婬〉
じろう‐かじゃ【次郎冠者】
狂言の役柄の一。太郎冠者に次ぐ立場の人物。
じろう‐がき【次郎柿】
カキの一品種。実は扁平でやや角ばり、果肉は粗いが甘い。静岡県の原産。《季 秋》
じろう‐の‐ついたち【次郎の朔日】
《元日から起算して二度目の朔日の意》(東日本で)2月1日の称。一日(ひとひ)正月。初朔日(はつついたち)。《季 春》→太郎の朔日
じろうものがたり【次郎物語】
下村湖人の自伝的長編小説。5部作。幼少期に里子に出された少年、次郎の成長を描く。第1部は大日本青年団の機関紙「青年」に昭和11年(1936)より連載。単行本は昭和16年(1941)刊行。以後、第...
じろざえもん‐びな【次郎左衛門雛】
江戸時代中ごろ、京都の人形師、雛屋次郎左衛門が作り出した雛人形。優雅なおもむきの内裏雛。
じろちょうさんごくし【次郎長三国志】
村上元三の歴史小説。また、これを原作とするマキノ雅弘監督による時代劇映画のシリーズ名。昭和27年(1952)公開の第1作「次郎長三国志次郎長売出す」を皮切りに、昭和29年(1954)までの間に全...