足(あし)を取(と)ら◦れる
1 道の状態が悪いときや酒に酔ったときなどに、思うように足を動かせず、歩行・走行が困難になる。「ぬかるみに—◦れる」 2 交通機関が止まり、それを利用できなくなる。「脱線事故のため—◦れる」
足(あし)を棒(ぼう)に◦する
くたくたに疲れるまであちこち歩きまわる。あることのために奔走するたとえ。「一日中—◦して職を探し回る」
あそび‐ある・く【遊び歩く】
[動カ五(四)]遊んで歩く。あちこち遊び回る。「東京を—・く」
あたらし・い【新しい】
[形][文]あたら・し[シク]《上代の「あら(新)たし」が「あたら(可惜)し」と混同して音変化し、平安初期から生じた語》 1 その状態になってからあまり時間が経過していない。 ㋐初めてである。「...
新(あたら)しい女(おんな)
明治44年(1911)から大正5年(1916)にかけて、雑誌「青鞜(せいとう)」を出した女流文学者のグループ(平塚らいてう・伊藤野枝ら)が中心となって主張した、近代的自我に目覚めた進歩的女性のこ...
あち‐こち【彼方此方】
[代]指示代名詞。いろいろの場所や方向をさす。あちらこちら。あっちこっち。「—から寄付が集まる」「—歩き回る」 [形動][文][ナリ]物事の順序や位置が逆になっているさま。あべこべ。「話が—...
あち‐こち・する【彼方此方する】
[動サ変][文]あちこち・す[サ変] 1 あちらへ行ったりこちらへ行ったりする。いろいろな場所を回り歩く。 2 順序が入り乱れる。「話が—・する」
あちら‐こちら【彼方此方】
[代]「あちこち」に同じ。「—の名所を訪ね歩く」 [形動ナリ]「あちこち」に同じ。「—なる事を申してさまざまに難儀させ」〈浮・織留・六〉
あっち‐こっち【彼方此方】
[代]「あちこち」に同じ。「—の知人宅を泊まり歩く」
あて‐こと【当て言】
1 あてこすり。皮肉。「其の月毛に此の馬が歩み負けた—な」〈浄・鑓の権三〉 2 遠まわしにそれとなくいう言葉。「将棋にことよせ、…命助けよといふ—」〈浄・寿の門松〉