い‐き【意気】
1 事をやりとげようとする積極的な気持ち。気概。いきごみ。「その—で頑張れ」「人生—に感ず」 2 気だて。気性。気前。「心のむさきを—のわるきなど言ふ」〈色道大鏡・一〉 3 意地。いきじ。「張り...
うつ‐ぼつ【鬱勃】
[ト・タル][文][形動タリ]内にこもっていた意気が高まって外にあふれ出ようとするさま。また、意気が盛んなさま。「—たる闘志」「何か—とした田舎ものの気概と情熱が籠っていた」〈秋声・仮装人物〉
がい【概】
[常用漢字] [音]ガイ(慣) [訓]おおむね 1 ならして一様にする。全体をならして扱うこと。大体。あらまし。「概括・概観・概況・概算・概数・概説・概要・概略・概論/一概・梗概(こうがい)・大...
き‐せつ【気節】
1 気概があって、節操の固いこと。「—に乏しい」 2 気候。季節。
グリット【grit】
気概。気骨。勇気。根性。ガッツ。
こころ‐いき【心意気】
1 気だて。心ばえ。特に、さっぱりした気性。「あの鼠小僧と云う野郎は、第一—が嬉しいや」〈芥川・鼠小僧次郎吉〉 2 物事に積極的に取り組もうとする気構え。意気込み。気概。「—を示す」 3 気どる...
しめい‐かん【使命感】
自分に課せられた任務を果たそうとする気概。「—に燃える」
たそがれのストームシーディング【黄昏のストーム・シーディング】
大岡玲(あきら)の小説。小さな島を舞台に、都会から抜けだした青年の憂鬱と気概を描く。平成元年(1989)刊行。同年、第2回三島由紀夫賞受賞。
ほねっ‐ぷし【骨っ節】
《「ほねぶし」の音変化》 1 骨の関節。ほねぶし。 2 何事にも屈しない強い意志。気骨。気概。「—のある男だ」
やしん‐まんまん【野心満満】
[形動][文][ト・タル]身分不相応の大きな望みをかなえようとする気概が満ち満ちているさま。