ぬ‐た【沼田】
1 泥ぶかい田。沼地。ぬまた。「をぐろ崎—のねぬなは踏みしだき日も夕ましに蛙(かはづ)鳴くなり」〈散木集・二〉 2 《猪(いのしし)は、泥の上に枯れ草を集めて寝るというところから》猪の臥床(ふし...
ぬた‐うなぎ【沼田鰻】
1 ヌタウナギ科の魚。全長約60センチ。体は茶褐色。本州中部地方以南の海域にすむ。 2 ヌタウナギ目ヌタウナギ科の魚の総称。円口類の一群。体はウナギ形で、前端に口があり、肉質の四対のひげが囲む。...
ぬた‐がわ【沼田川】
広島県中央南部を流れる川。東広島市北西の鷹ノ巣山(標高922メートル)の南方に源を発し、三原市で瀬戸内海に注ぐ。長さ48キロ。中流部は吉備(きび)高原を浸食して峡谷をつくり、下流部は沖積平野が発...
ぬた‐ば【沼田場】
泥深い水たまり。イノシシなどが、体についた虫や汚れを落とすために泥浴びをする場所。
ぬま‐た【沼田】
沼のように泥深い田。
ぬまた【沼田】
群馬県北東部の市。江戸時代は真田(さなだ)・本多・土岐(とき)氏などの城下町。木材の集散や木工業が盛ん。奥日光・尾瀬の玄関口。平成17年(2005)に白沢村・利根村を編入。人口5.1万(2010)。
ぬまた‐し【沼田市】
⇒沼田
ぬまた‐ぼんち【沼田盆地】
群馬県北部に広がる盆地。赤城山・子持山・武尊(ほたか)山などに囲まれた三角形の地域。標高は約300〜500メートル。西方の利根川に片品川・蓮根川が合流する。河岸段丘が発達し、上位段丘は畑、下位段...