はどう‐かんすう【波動関数】
波動方程式を満足させる関数。量子力学では粒子の状態を表す関数をいい、この絶対値の2乗はその点に粒子の存在する確率密度を表す。
はどう‐こうがく【波動光学】
光を波動として扱い、干渉・回折・分散などを研究する物理学の一分野。
はどう‐せつ【波動説】
1 光は波動であるという説。17世紀にホイヘンスが提起し、マクスウェルの電磁波説に道を開いた。 2 粒子の運動は波動であるという説。1924年ド=ブロイが提唱し、シュレーディンガーの波動力学に発展。
はどう‐ベクトル【波動ベクトル】
⇒波数ベクトル
はどう‐ほうていしき【波動方程式】
電磁波・弾性波などの波動に関する運動方程式。空間座標と時間とを独立変数とする偏微分方程式。量子力学では粒子の運動状態を記述する方程式をいう。1926年にシュレーディンガーが確立した。
はどう‐りきがく【波動力学】
量子力学の一形式。ド=ブロイの物質波の理論を発展させたシュレーディンガー方程式を基礎とする。ハイゼンベルクの行列力学と同等であることが証明され、量子力学として統一された。
はど‐みさき【波戸岬】
《「はどのみさき」とも》佐賀県西北部、東松浦半島最北端にある岬。唐津市に属する。馬渡(まだら)島・加唐(かから)島などの離島や壱岐(いき)が望まれ、天気のよい日には対馬も望遠できる。背後の南東方...
ははか【波波迦】
ウワミズザクラの古名。「天の香山の天の—を取りて」〈記・上〉
はぶ【波布/飯匙倩】
クサリヘビ科の毒蛇。毒性が激しく量も多い。全長1.2〜2.3メートル。頭部は大きく三角形をし、淡灰褐色で黒褐色の斑紋がある。夜間や雨天に行動しネズミ・鳥などを捕食するが、人畜の被害も多い。奄美・...
はぶ‐そう【波布草】
マメ科の一年草。高さ約1メートルに達し、葉は羽状複葉。夏、黄色の5弁花を開き、円柱状の豆果ができる。種子は緑色で円盤状をなす。熱帯に産し、日本には江戸時代に渡来。種子を緩下薬や黄色染料に用い、ま...