あい‐みどろ【藍水泥】
ユレモの別名。
あお‐でい【青泥】
青金(あおきん)の粉をにかわでまぜて泥状にした彩色の材料。青金泥(あおきんでい)。
あお‐どろ【青泥】
大陸棚の堆積物で、硫化鉄などを含む青色の泥。珪酸を60パーセント以上含む。
あお‐みどろ【青味泥/水綿】
ホシミドロ科の緑藻の総称。水田・沼・池などに、長さ1メートルに及ぶ濃緑色の糸状体をつくり、もつれあって浮かぶ。《季 夏》「—浮巣の卵孵(かへ)らむと/誓子」
あおり【障泥/泥障】
馬具の付属具。鞍橋(くらぼね)の四緒手(しおで)に結び垂らして、馬の汗や蹴(け)上げる泥を防ぐ。下鞍(したぐら)の小さい大和鞍や水干鞍に用い、毛皮や皺革(しぼかわ)で円形に作るのを例とするが、武...
しょう‐でい【障泥】
⇒あおり(障泥)
いん‐でい【印泥】
「印肉」に同じ。
うき【泥/埿】
泥深い地。沼地。「数ならぬみくり(=水草ノ名)や何の筋なれば—にしもかく根をとどめけむ」〈源・玉鬘〉
う‐でい【烏泥】
暗褐色の粘土を焼き締めて作った無釉(むゆう)の暗灰色の陶器。朱泥(しゅでい)と同類。→朱泥
うん‐でい【雲泥】
天の雲と地の泥。二つの間に大きな差違のあるたとえ。「—の開き」「源平いづれ勝劣無かりしかども、今は—交はりを隔てて」〈平家・四〉