らく‐とう【洛東】
都の東。京都の、鴨川(かもがわ)より東の地域。
らくとう‐こう【洛東江】
大韓民国中東部の太白山付近に源を発し、南へ流れて、釜山の西で朝鮮海峡に注ぐ川。長さ525キロ。流域は肥沃な農地。ナクトンガン。
らく‐ない【洛内】
都の中。京都の市内。洛中。⇔洛外。
らく‐なん【洛南】
都の南。京都の南郊。
らくびん‐の‐がく【洛閩の学】
中国、宋の程顥(ていこう)・程頤(ていい)の学、および朱熹(しゅき)の学を総称していう。程顥・程頤の出身が洛陽、朱熹の出身が建陽すなわち閩(びん)の地であったことに基づく。
らく‐ほく【洛北】
都の北。京都の北郊。
らくゆう【洛邑】
中国周代の都。今の洛陽市の西郊に位置した。
らくよう【洛陽】
中国河南省北西部の都市。洛河北岸にある。西周時代に都として建設され洛邑(らくゆう)とよばれ、漢代に改称、北魏・晋・隋・後梁・後唐などの首都。唐代には長安に対して東都とよばれ、経済・文化の中心と...
らくようがらんき【洛陽伽藍記】
中国の記録書。5巻。東魏(とうぎ)の楊衒之(ようげんし)著。北魏の都洛陽の荒廃のさまを、諸大寺の状況や伝聞などを中心に記したもの。
らくようでんがくき【洛陽田楽記】
平安後期の記録書。1巻。大江匡房(おおえのまさふさ)著。永長元年(1096)京都で流行した田楽を漢文体で記録したもので、田楽史上貴重な資料。