てん‐がい【天涯】
1 空のはて。「彗星が—から来って」〈魯庵・社会百面相〉 2 故郷を遠く離れた地。「如何に—の遊子たる予自身を憫みしか」〈芥川・開化の殺人〉
へん‐がい【辺涯】
遠いはて。辺際。
ベートーベンのしょうがい【ベートーベンの生涯】
《原題、(フランス)Vie de Beethoven》ロランによる、作曲家ベートーベンの伝記。1903年、シャルル=ペギーの個人雑誌「カイエドゥ‐ラ‐カンゼーヌ(半月手帖)」に発表。
マリアンヌのしょうがい【マリアンヌの生涯】
《原題、(フランス)La Vie de Marianne》マリボーの長編小説。1731年から1741年にかけて刊行。未完。
マリドメディシスのしょうがい【マリドメディシスの生涯】
《原題、(オランダ)Cycle de Marie de Médicis》ルーベンスの絵画。カンバスに油彩。メディチ家出身でフランス国王アンリ4世の2番目の妻となったマリの生涯を描いた24枚の連作...
む‐がい【無涯】
限りのないこと。はてしのないこと。「此種の文字は人間—の嗜好に供すべき者なれば」〈逍遥・小説神髄〉
ラサリーリョデトルメスのしょうがい【ラサリーリョデトルメスの生涯】
《原題、(スペイン)La Vida de Lazarillo de Tormes》スペインの小説。作者未詳。1554年版が現存最古。少年ラサリーリョが、怪しげな生業の主人に次々と仕え、のちにその...