じょく【濁】
⇒だく
じょく‐あく【濁悪】
仏語。五濁(ごじょく)と十悪。けがれと悪とに満ちていること。「—の末世」
じょく‐せ【濁世】
仏教で、濁り汚れた世の中。末世(まっせ)。だくせ。
じょく‐らん【濁乱/濁濫】
仏語。悪がはびこって人を惑わせ、世が乱れること。だくらん。
だく‐らん【濁乱】
⇒じょくらん(濁乱)
だく【濁】
[常用漢字] [音]ダク(慣) ジョク(ヂョク)(呉) [訓]にごる にごす 〈ダク〉 1 水がにごる。「濁酒・濁流/混濁・清濁・白濁」 2 行いなどがけがれている。「濁世(だくせい・だくせ)...
だく‐おん【濁音】
五十音図のカ・サ・タ・ハ行の仮名に濁音符「゛」を付けて表すガ・ザ・ダ・バの各行の音節。濁音の各頭子音は有声音である。なお、清濁の対立は有声・無声音の対立関係とは必ずしも一致しない。→清音 →半濁...
だくおん‐ぷ【濁音符】
⇒濁点
だく‐しゅ【濁酒】
にごりざけ。どぶろく。《季 秋》
だく‐しょく【濁色】
濁った色。ある色相の純色に白および黒を同時に加えた色。→清色