もく‐はん【木版】
木の板に文字や絵を彫って作った印刷用の版。また、それで印刷したもの。
もっ‐かつじばん【木活字版】
江戸時代後期、天明・寛政年間ごろから明治初年にかけて、木活字で印刷・刊行された書物の総称。→古活字版
ようぼうじ‐ばん【要法寺版】
慶長年間(1596〜1615)要法寺の15世日性が刊行した銅活字版の書籍。「天台四教儀集註」「法華経伝記」「論語集解」「沙石集」などがある。
よやく‐しゅっぱん【予約出版】
図書などを刊行するに先立って、購読者を募集し、予約申込者にだけ出版物を販売すること。
りんせんじ‐ばん【臨川寺版】
五山版の一。室町時代、臨川寺で夢窓疎石・春屋妙葩(しゅんおくみょうは)らが出版した書物。主として宋版・元版の覆刻。
れんか‐ばん【廉価版】
書籍の内容を変えず、装丁などを簡略にするなどして安く売るもの。ソフトウエアや電化製品などについていうこともある。普及版。
ローカル‐ばん【ローカル版】
新聞で、特定の地域の記事を扱う紙面。地方版。
わ‐はん【和版】
日本で木版をおこして刷った本。和本。