お‐もの【御物】
1 (「御膳」とも書く) ㋐天皇や貴人の食物、また食事。「(中宮ノ)—の折は必ず向かひさぶらふに」〈枕・九〉 ㋑食べる人を敬って、その食物をいう語。「—も断ちて十日ばかり籠もりありしかど」〈読・...
おりびつ‐もの【折り櫃物】
折り櫃に入れたもの。「—、籠物(こもの)どもなど、殿の御かたより」〈紫式部日記〉
おり‐もの【下り物】
女性の子宮から出てくる粘液や組織片などの総称。こしけ。
おり‐もの【織物】
1 織機にかけ、縦糸と横糸とを組み合わせて平たく作った布地。 2 平安時代以降、染め糸や練り糸で織った絹の布地。「黄朽葉(きくちば)の—、薄物などの小袿(こうちぎ)着て」〈枕・二〇〇〉
おわり‐はつもの【終(わ)り初物】
野菜や果物で、多く出回る時期が過ぎてから成熟したものを、初物と同様に珍重していう語。穏座(おんざ)初物。末の初物。
おんがくのささげもの【音楽の捧げ物】
《原題、(ドイツ)Musikalisches Opfer》バッハの室内楽曲。1747年ごろの作。プロイセンのフリードリヒ大王から与えられた主題に基づき、フーガ2曲と4楽章で構成されたトリオソナタ...
おんけつ‐どうぶつ【温血動物】
⇒恒温(こうおん)動物
おんざ‐はつもの【穏座初物】
「終わり初物」に同じ。
おんたい‐しょくぶつ【温帯植物】
主として温帯に生育する植物。杉・ブナなどの樹木や、菊・キキョウなどの草花。
女(おんな)は化(ば)け物(もの)
女が化粧や服装などによって見違えるほど変わってしまうことをいう。