あいのしんじゅ【愛の真珠】
《原題、(ドイツ)Perlen der Liebe》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるワルツ。1857年初演。ヨーゼフが結婚に際し、花嫁に捧げた作品とされる。
あか‐だま【赤玉/赤珠】
1 赤色の玉。また、明るく輝く玉。 2 琥珀(こはく)。 3 赤褐色をした碧玉(へきぎょく)。水にぬれると赤みを増すので、庭石や水石(すいせき)などとして珍重される。佐渡などに産する。赤石。赤玉...
あこや‐だま【阿古屋珠】
真珠のこと。「伊勢の海のあまのしわざの—とりての後も恋の繁けむ」〈古今六帖・三〉
あわび‐たま【鮑珠】
真珠。古くは、アコヤガイではなく、アワビから真珠をとった。「潜(かづ)き採るといふ—」〈万・四一〇一〉
い‐しゅ【遺珠】
《「荘子」天地から》 1 拾われないままで残っている玉。 2 世間から忘れられている人物。また、人に知られていない詩文の傑作。
いち‐だま【一珠】
そろばんの下段にある、一の数を表すたま。ひとだま。→五珠(ごだま)
いらたか‐じゅず【苛高数珠】
そろばんの玉のように平たくて角の高い玉を連ねた数珠。修験者が用い、もむと高い音がする。いらたか。
う‐ず【雲珠】
唐鞍(からくら)とよぶ馬具の飾りで、金銅の火炎形の内に宝珠を納め、その台座を尻繋(しりがい)につけたもの。うんじゅ。
おおば‐ぎぼうし【大葉擬宝珠】
キジカクシ科の多年草。草原に自生する。葉は広楕円形で大きく、根元から束生。7月ごろ、高さ約80センチの花茎を伸ばし、淡紫色のらっぱ状の花が咲く。若葉は食用。唐擬宝珠(とうぎぼうし)。うるい。
かん‐じゅ【干珠】
「潮干(しおひ)る珠(たま)」に同じ。→満珠(まんじゅ)「—を取り、海上に擲(な)げ給ひしかば、潮水遠く退いて」〈太平記・一〇〉