きごう‐ろんりがく【記号論理学】
命題・概念・推論などを、その要素と関係に還元して記号で表記し、論理的展開を数学的演算の形で明らかにする論理学の一分野。哲学・数学などに応用される。数学的論理学。数理論理学。→論理学
きのう‐ろんりがく【帰納論理学】
帰納法を取り扱う論理学。与えられた仮説がどの程度確証されているかを明らかにするもの。カルナップによって発展。
きゅうり‐がく【窮理学】
1 江戸後期から明治初期にかけて、西洋流の学問一般、特に物理学をさした語。 2 朱子学。程朱学。
きょういく‐しんりがく【教育心理学】
教育問題を心理学的見地から研究する学問。発達過程、学習過程、学習の評価、人格形成の過程などが一般的研究領域。
けいけんてきたちばからのしんりがく【経験的立場からの心理学】
《原題、(ドイツ)Psychologie vom empirischen Standpunkt》ドイツの哲学者フランツ=ブレンターノの著作。1874年刊行。
けいざい‐ちりがく【経済地理学】
経済現象と地理的自然環境との関連性や、経済活動、特に生産の配置または立地、地域の経済的特性などについて研究する学問。
けいざい‐ぶつりがく【経済物理学】
経済学の一分野で、経済現象を物理学的な観点から研究する学問分野。株式や為替、大量の市場データを対象として、主に統計力学的手法を用い、それらの挙動を分析する。また、種々の経済現象を複雑系と見なし、...
けいしき‐ろんりがく【形式論理学】
正しい思考の構造および過程を、思考の内容を捨象してもっぱらその形式・法則の面から取り扱う学問。一般に、アリストテレスに始まり中世を通じて演繹(えんえき)的論理学の体系としてまとめられた伝統的論理...
けいたい‐しんりがく【形態心理学】
⇒ゲシュタルト心理学
げいじゅつ‐しんりがく【芸術心理学】
心理学の理論と方法とによって、芸術を研究・解明しようとする学問分野。創作と鑑賞の二つの面が対象となり、美術・文芸・音楽などの部門別にも細分されている。