しょうじょう‐せぜ【生生世世】
《「しょうじょうせせ」とも》生まれ変わり死に変わって経る多くの世。未来永劫(みらいえいごう)。「—国主大名などに再びとは生まれまじきぞ」〈菊池寛・忠直卿行状記〉
しょうじょう‐るてん【生生流転】
万物が限りなく生まれ変わり死に変わって、いつまでも変化しつづけること。せいせいるてん。 [補説]書名別項。→生々流転
しょう‐じん【生身】
仏語。 1 仏・菩薩(ぼさつ)が、衆生済度(しゅじょうさいど)のため、父母の体内に宿ってこの世に生まれ出ること。また、その身。仏の化身。 2 父母より生まれた身体。生まれながらの身体。
しょう‐ぜん【生前】
1 「せいぜん(生前)」に同じ。「—の面目此上や候べき」〈樗牛・滝口入道〉 2 生まれる以前。〈日葡〉
しょう‐ち【生地】
生まれた土地。せいち。
しょう‐とく【生得】
1 生まれながらにしてそういう性質を持っていること。生まれつき。せいとく。「—の人のよさ」 2 (副詞的に用いて)生まれつき。もともと。「—頑固な人」
しょうとく‐の‐むくい【生得の報い】
前世での善悪の行為に対する応報として、人が生まれながらに負う現世での運命。
しょうない‐おばこ【庄内おばこ】
山形県庄内地方の民謡。農家の縄ない歌として近世初期に生まれたという。
しょう‐ねん【生年】
生まれてから経過した年数。とし。年齢。せいねん。「時に—三五歳」
しょう‐ふく【妾腹】
めかけの腹から生まれたこと。また、その子。めかけばら。