ちゃく‐し【嫡嗣】
1 嫡出の嗣子。正妻から生まれた子で家督を継ぐ人。てきし。 2 宗教・芸能などで、流派の正統を継ぐ人。てきし。
ちゃく‐しゅつ【嫡出】
正式に婚姻している夫婦間に生まれること。てきしゅつ。⇔庶出。
ちゃくしゅつ‐し【嫡出子】
法律上の婚姻関係にある夫婦間に生まれた子。てきしゅつし。婚内子。⇔非嫡出子。
ちゃくしゅつ‐すいてい【嫡出推定】
妻が婚姻中に懐胎した子を、法律上、夫の子と推定すること。婚姻の成立から200日経過後、または離婚後300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定され、夫以外の男性との間に生まれた子であっ...
ちゃくしゅつ‐ひにん【嫡出否認】
婚姻中または離婚後300日以内に生まれた子は婚姻中の夫婦間にできた嫡出子とする嫡出推定を否定するための手続き。夫が、子の出生を知ってから1年以内に申し立てる。 [補説]出生を知ってから1年以上経...
ちゃく‐そん【嫡孫】
嫡子とその正妻の間に生まれた男子。家督を継ぐ孫。てきそん。
ちゃく‐ぼ【嫡母】
父の正妻。正妻以外の女性から生まれた子からみた言い方。てきぼ。
ちゅうこ‐ぶんがく【中古文学】
日本文学史において、平安時代に成立した文学。仮名文の使用とそれに伴う国風の貴族文学を中心とする。「もののあわれ」を主潮とする優美な情趣を理念とし、後世の日本人の美意識に大きな影響を与えた。古今和...
ちゅう‐しょう【中生】
仏語。極楽浄土の階位九品(くほん)の上品(じょうぼん)・中品・下品のおのおのの中位。また、その位に生まれること。
ちゅうせい‐ぶんがく【中世文学】
中世の文学。 1 鎌倉時代・室町時代に書かれた文学。平安時代の文学様式のほか、新たに軍記物語・連歌・謡曲・狂言・御伽(おとぎ)草子などを成立させ、幽玄・有心(うしん)などの美的理念や文学理論を生...