せいいく‐いりょう【成育医療】
胎児にはじまり新生児・小児・思春期を経て、次の世代を生み育てる成人世代までの一連の過程における、身体的・精神的問題を扱う医療。
せいさ‐いりょう【性差医療】
成人男性を基準にして考えられてきた従来の医療に対し、男女の器質的・生理的・社会的な差異を考慮した医療。同じ病気でも症状が違うことがあり、治療法も異なってくる。1990年代に米国で導入され始めた。...
せいしょく‐いりょう【生殖医療】
⇒生殖補助医療
せいしょくほじょ‐いりょう【生殖補助医療】
難治性不妊症に対する不妊治療の総称。体外受精・胚移植・顕微授精など。生殖医療。ART(assisted reproductive technologies)。
せ‐りょう【施療】
[名](スル)貧しい病人などを無料で治療すること。「被災地で—する」「—患者」
せんしん‐いりょう【先進医療】
厚生労働大臣が定める高度な医療技術を用いた療養。保険給付の対象とすべきかどうかを評価する評価療養の一種とみなされ、保険診療との併用が認められている。→混合診療
ぜんじんてき‐いりょう【全人的医療】
特定の部位や疾患に限定せず、患者の心理や社会的側面なども含めて幅広く考慮しながら、個々人に合った総合的な疾病予防や診断・治療を行う医療。
そうごう‐しんりょう【総合診療】
特定の臓器や疾患に限定せず、患者を全人的にとらえ、多角的に診療を行うこと。家庭医療・一般内科・総合内科などと呼ばれることもある。
そうほ‐いりょう【相補医療】
⇒補完医療
たいじ‐ちりょう【胎児治療】
子宮内の胎児に対して行う治療。母体を介した内科的治療と、外科的操作を加えるものとがある。放置すると胎児が死亡するおそれがあるときや、生後の治療では助けることが困難な病気の場合に行われる。