さ‐こ【左顧】
[名](スル) 1 左の方へ振り向くこと。「品川の海色を—し神奈川の山光を右瞻(うせん)す」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2 《古く中国で、年長者は右、年少者は左にすわった習慣から》目上の者が来訪...
ささ・げる【捧げる】
[動ガ下一][文]ささ・ぐ[ガ下二]《「さしあぐ」の音変化》 1 両手に持って目の高さより上にあげる。「優勝カップを高々と—・げる」「賞状を—・げてうしろにさがる」 2 慎みの心をもって、神仏や...
さし‐こ・える【差(し)越える】
[動ア下一][文]さしこ・ゆ[ヤ下二]順序を飛ばして行う。特に、目上の人などをさしおいて物事を行う。「先輩を—・えて場を取り仕切る」
さし‐つかわ・す【差(し)遣わす】
[動サ五(四)] 1 目上の者が命じて人を差し向ける。派遣する。「代理人を—・す」 2 金品などを送り与える。「金子(きんす)幾干(いくら)かを—・し」〈逍遥・当世書生気質〉
さずか・る【授かる】
[動ラ五(四)]神仏や目上の人などから、金では買えない大切なものを与えられる。いただく。「秘伝を—・る」「子宝を—・る」
さず・ける【授ける】
[動カ下一][文]さづ・く[カ下二] 1 目上の者が目下の者に特別に与える。「学位を—・ける」「勲章を—・ける」 2 師が弟子に教える。伝授する。「秘伝を—・ける」「知恵を—・ける」
さん‐えつ【参謁】
[名](スル)参上して目上の人や尊貴な人に会うこと。「司令官に—する」
さん‐こう【三行】
三つのよい行い。子が親になすべき、孝養・葬礼・祭事。また、人が重んずべき三つの行い、すなわち、父母に孝行を尽くすこと、賢良な人を友とすること、師や目上に従順であること。
さん‐じょう【参上】
[名](スル)目上の人の所に行くこと。また、人のもとに行くことをへりくだっていう語。まいること。うかがうこと。「御殿に—する」「明日—いたします」
サー【sir】
1 目上の男性に呼びかけたり答えたりするときに用いる語。「イエス—」 2 (Sir)英国で、ナイトや准男爵の名前に冠する敬称。卿(きょう)。「—アイザック=ニュートン」