そうたい‐しつど【相対湿度】
空気中に含まれる水蒸気の量と、その温度の空気が含み得る水蒸気の最大量との比率。RH。
そうたい‐しゅぎ【相対主義】
哲学で、人間の認識や評価はすべて相対的であるとし、真理の絶対的な妥当性を認めない立場。ギリシャのソフィストたちが古典的代表者。⇔絶対主義。
そうたいせい‐げんり【相対性原理】
物理法則はどの観測者(座標系)に対しても同じ形に表されるという原理。表現する座標系を変換しても形が変わらず、対等であるのでいう。
そうたい‐せいぞんりつ【相対生存率】
実測生存率を調整し、対象となる病気以外で死亡したケースを除外したもの。生存率を、対象者と同じ年齢・性別の集団が生存する確率で割った数値。
そうたい‐せいちょう【相対成長】
⇒アロメトリー
そうたいせい‐りろん【相対性理論】
アインシュタインによって確立された物理学の基礎理論。1905年発表の特殊相対性理論は、光速度がすべての観測者に対して不変であることと相対性原理に基づいて、互いに等速度運動する観測者どうし(慣性系...
そうたい‐そくど【相対速度】
運動している物体を、運動している観測者が見るときの速度。
そうたい‐たすう【相対多数】
過半数には達しないが、全体の中で他のどれよりも数が多いこと。絶対多数に対する語として用いられる。比較多数。
そうたい‐てき【相対的】
[形動]他との関係において成り立つさま。また、他との比較の上に成り立つさま。「—な価値」「物事を—に見る」⇔絶対的。
そうたいてき‐かじょうじんこう【相対的過剰人口】
人口の絶対的増加によるのではなく、資本の有機的構成の高度化による相対的に過剰な労働者人口。流動的、潜在的、停滞的の三つの形態で存在する。産業予備軍。