ほう【砲】
1 大砲。大筒(おおづつ)。火砲。「五門の—が火を噴く」 2 野球で、強打者。また、本塁打のこと。「アベック—」
ほう【砲】
[常用漢字] [音]ホウ(ハウ)(漢) 弾丸をはじき出す仕掛けの武器。つつ。おおづつ。「砲火・砲丸・砲撃・砲術・砲弾/火砲・艦砲・空砲・号砲・山砲・主砲・銃砲・祝砲・大砲・弔砲・鉄砲・礼砲」
ほげい‐ほう【捕鯨砲】
捕鯨船に取り付けた、クジラを捕獲するための砲。長い綱をつけた銛(もり)を発射する。
まめ‐でっぽう【豆鉄砲】
豆を弾にして打ち出す、小さな竹製の玩具。
みず‐でっぽう【水鉄砲】
水を細長い筒の先から飛び出させる玩具。ピストル形・竹筒形などがある。《季 夏》「日に向けて高く上げ居る—/温亭」
むてっ‐ぽう【無鉄砲/無手法】
[名・形動]《「むてんぽう(無点法)」、または「むてほう(無手法)」の音変化という。「無鉄砲」は当て字》是非や結果を考えずにむやみに行動すること。また、そのさまや、そのような人。むこうみず。「—...
むはんどう‐ほう【無反動砲】
発射薬のガス圧を後方へ抜き、反動による砲身の後退をなくした火砲。歩兵が主として対戦車火器として使用。
む‐ほう【霧砲】
霧による視界不良のとき、船舶に灯台などの位置を知らせるために撃つ空砲。
や‐ほう【野砲】
野戦用の大砲の一。一般に、歩兵支援用の口径75〜105ミリの榴弾砲をいう。
やまぶき‐でっぽう【山吹鉄砲】
紙鉄砲に似た玩具で、細い竹筒の両端に山吹の髄を詰め、一方から棒で突くと、先端から音をたてて飛び出すもの。