はなさくおとめたちのきんぴらごぼう【花咲く乙女たちのキンピラゴボウ】
橋本治による少女漫画評論。昭和54年(1979)、前後編で刊行。萩尾望都・山岸凉子・大島弓子といった漫画家の作品を社会学的観点も交えて論じたもの。
はな‐ざかり【花盛り】
1 ㋐花が咲きそろっていること。また、その季節。 ㋑特に、桜の花の盛り。《季 春》「観音で雨に逢ひけり—/子規」 2 女性の最も美しい年ごろ。「二十歳の—だから」〈魯庵・社会百面相〉 3 物事が...
はなしあい‐かいさん【話し合い解散】
与党と野党が話し合い、合意した上での衆議院を解散すること。昭和33年(1958)4月、第1次岸内閣の時、首相岸信介と社会党委員長鈴木茂三郎が会談して解散に合意。4月25日、社会党が内閣不信任決議...
鼻(はな)の下(した)の建立(こんりゅう)
寺社などで寄進を集めるのは、僧侶や神官の生活のためであるということ。「人道の道徳のと云うが頭巾を取れば皆鼻の下喰う殿(でん)の建立だ」〈魯庵・社会百面相〉
はね‐かえり【跳ね返り】
1 はねてもとの方へ戻ること。また、そのもの。 2 ある事をした結果、影響が他の事柄に及ぶこと。「増税の景気への—が心配だ」 3 軽はずみなこと。また、その人。はねっかえり。「—の弥次馬が面白半...
ハノイ【Hanoi】
ベトナム社会主義共和国の首都。同国北部にあり、ホン川に臨む水陸交通の要地で、11世紀に李朝が都を置き、政治・経済・文化の中心地として発展。化学工業や機器製造が盛ん。歴代の王宮が発見されたタンロン...
ははおや‐がっきゅう【母親学級】
保育や教育に関する知識を母親に与えるために開設される社会教育の組織。母親教室。母親学校。
はば‐きき【幅利き】
顔が売れていて、その方面で勢力のあること。はぶりのよいこと。また、その人。「某省で—の参事官である」〈魯庵・社会百面相〉
は‐ばた・く【羽撃く/羽搏く】
[動カ五(四)] 1 鳥などが両翼を広げて上下に動かす。「鷲が大きく—・く」 2 実力をつけて、広い社会に出て行く。「国際人となって世界に—・く」 [可能]はばたける
ハビトゥス【habitus】
生活の諸条件を共有する人々の間に形成され、その集団の中で持続的かつ臨機応変に知覚・思考・行為を生み出す原理としてはたらく、心的諸傾向の体系。フランスの社会学者ブルデューが提起した概念。