いん‐し【淫祀/淫祠】
いかがわしいものを神として祭ること。また、そのやしろ。「—邪教」
きゅうちゅう‐さいし【宮中祭祀】
宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)で行われる祭祀。天皇自身が祭典を行い御告文を奏上する大祭(神嘗祭・新嘗祭など)と、掌典長が祭典を行い天皇が拝礼する小祭(四方拝・歳旦祭など)があり、年間約20件の祭...
こう‐し【郊祀】
古代中国で、天子が郊外で行った天地をまつる大礼。冬至には国都の南郊で天をまつり、夏至(げし)には北郊で地をまつった。郊祭。郊礼。郊社。
ごう‐し【合祀】
[名](スル)2柱以上の神を一つの神社にまつること。また、ある神社にまつってあった神を、他の神社に移して一緒にまつること。合祭。合座。
さい‐し【祭祀】
神や祖先を祭ること。祭典。→宮中祭祀
し【祀】
[音]シ(漢) [訓]まつる まつり 神や先祖をまつる。まつり。「祀典/合祀・祭祀・宗祀(そうし)・奉祀」
しょう‐し【小祀】
律令制で、神事の前1日間を斎戒して行う祭祀。相嘗(あいなめ)の祭・鎮魂祭・鎮花祭・道饗(みちあえ)の祭の類。→大祀 →中祀
そう‐し【宗祀】
尊びまつること。
たい‐し【大祀】
1 律令制で、祭りの前の1か月間、身心を潔斎して行った最も重要な祭祀。践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい)がこれにあたる。→小祀 →中祀 2 国家に慶事のあるとき、特に祝う日。 3 古代中国で、天...
ちゅう‐し【中祀】
律令制で、祭りの前3日間を潔斎して行う祭祀。祈年祭・月次(つきなみ)の祭り・神嘗(かんなめ)祭・新嘗祭(しんじょうさい)・賀茂の祭りなど。→小祀 →大祀(たいし)