おおかみ‐の‐まつり【大神の祭(り)】
大物主神の祭り。4月と12月の上卯の日に行われた。
おおとの‐ほがい【大殿祭】
《古くは「おおとのほかい」》宮殿に災害のないように、祈り鎮める儀式。神今食(じんこんじき)・新嘗祭(しんじょうさい)・大嘗祭(だいじょうさい)の前後、または皇居の移転などののちに行われた。
おおにえ‐の‐まつり【大嘗の祭】
⇒大嘗祭(だいじょうさい)
おけら‐まつり【朮祭/白朮祭】
京都の八坂神社で、大みそかから元旦にかけて行われる祭り。火鑽(ひき)りで点じた火でオケラの根、柳の削り掛けを燃やして、かがり火にする。参詣(さんけい)人はそれを火縄に移して持ち帰り、雑煮を煮る火...
おしあい‐まつり【押(し)合い祭(り)】
氏子や参詣人が、互いに押し合いをする祭礼。新潟県の弥彦神社、大阪市の四天王寺などのものが有名。
おたうえ‐まつり【御田植(え)祭(り)】
年頭または田植えの前に、豊作を祈って行われる田植えの神事。伊勢神宮や住吉神社などのように、神田(しんでん)に実際に田植えを行うものと、予祝行事として農作の演技を行うもの(田遊び)とがある。御田植...
おに‐まつり【鬼祭(り)】
修正会(しゅしょうえ)・節分などに行われる行事。鬼が降伏・退散する追儺(ついな)の形式が一般的。鬼会(おにえ)。
おふね‐まつり【御船祭(り)】
御輿(みこし)を船に乗せて川・湖・海を渡る神事。鹿島神宮・香取神宮・熊野速玉大社のものが有名。また、諏訪大社下社の8月1日遷座祭をもいう。
お‐まつり【御祭(り)】
1 「祭り」の尊敬語・美化語。 2 魚釣りで、釣りをしている人どうしの釣り糸が絡み合うこと。 3 男女の交合。「—の最中坊が目を覚まし」〈柳多留・三七〉
オリンピア‐さい【オリンピア祭】
オリンピアで4年ごとの夏に開催された、ゼウスにささげる祭典。前776年からローマ皇帝の勅令で廃止される393年まで293回続き、各種の競技が行われた。この期間中は、全ギリシャの戦争は休戦となった...