つっぱり‐ぼう【突っ張り棒】
向かい合う壁面などの間に押し当てて固定する、伸縮性のある棒。カーテンレールや棚の設置、大型家具の転倒防止などに用いられる。
つっ‐ぱ・る【突っ張る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐ゆるみがなく強くはる。かたくぴんとしている。からだのすじが強くはってかたくなる。「のりがききすぎて浴衣が—・る」「足の筋肉が—・る」 ㋑自分の意見を曲げずに強く言い張る。...
つっ‐ぷ・す【突っ伏す】
[動サ五(四)]《「つきふす」の音変化》急に顔などを伏せる。「テーブルに—・して泣きだす」
つつき‐まわ・す【突き回す】
[動サ五(四)]《「つっつきまわす」とも》 1 しつこくつつく。あちこちを手当たり次第につつく。「小鳥がえさを—・す」 2 欠点などをあれこれ咎(とが)め立てする。「他人の古傷を—・す」
つつ・く【突く】
[動カ五(四)] 1 何度も軽く突く。こつこつと小刻みに突く。また、そのようにして合図や注意をする。「棒で草むらを—・く」「アカゲラが幹を—・く」「ひじで—・いて注意する」 2 ㋐なべ料理などを...
つと‐いり【衝突入り/突入り】
陰暦7月16日に限り、自由に他人の家の室内まで入りこんで、その家の妻女や秘蔵の器物などを遠慮なく見るのを許された習俗。伊勢の宇治山田地方で行われたものが有名。《季 秋》「—や知る人にあふ拍子ぬけ...
つん【突ん】
[接頭]《動詞「つ(突)く」の連用形「つき」の音変化》動詞に付いて、その動詞の表す意味や語調を強める意を表す。「—のめる」「—出す」
つん‐だ・す【突ん出す】
[動サ五(四)]《「つきだす」の音変化》勢いよく出す。「足を人前に—・す」
とっ‐かく【突角】
つき出たかど。
とっ‐かん【突貫】
[名](スル) 1 つきとおすこと。つらぬきとおすこと。 2 短期間で一気にしあげること。「昼夜兼行の—工事」 3 ときの声をあげて、敵陣へ突き進むこと。吶喊(とっかん)。「敵陣めがけて—する」