きゅう【窮】
[常用漢字] [音]キュウ(漢) [訓]きわめる きわまる 1 奥深くまで行きつくす。つきつめる。きわめる。「窮極・窮理/無窮」 2 にっちもさっちもいかなくなる。動きがとれない。きわまる。「窮...
きゅう‐いん【窮陰】
冬の末。陰暦12月。
きゅう‐き【窮鬼】
1 貧乏神。「これらの外道—は、鍾馗(しょうき)の力をかりても退くる事難し」〈読・英草紙・一〉 2 生き霊。〈色葉字類抄〉
きゅう‐きょう【窮境】
非常に苦しい境遇・立場。窮地。「—に陥る」
きゅう‐きょく【究極/窮極】
[名](スル)物事をつきつめ、きわめること。また、その最後の到達点。究竟。「—の目的」「この機器を益々修改(しゅうかい)し、工巧を—しければ」〈中村訳・西国立志編〉
きゅう‐く【窮苦】
1 行き詰まって苦しむこと。困窮。 2 貧乏。貧困。
きゅう‐くつ【窮屈】
[名・形動] 1 空間や場所にゆとりがなく、自由に動きがとれないこと。また、そのさま。「—な服」「座席が—になる」 2 思うようにふるまえず気詰まりであること。また、そのさま。「お偉方ばかりで—...
きゅうくつ‐ぶくろ【窮屈袋】
明治時代、袴(はかま)のことをいった語。「—をぬぐ間もなく」〈藤村・春〉
きゅう‐こん【窮困】
[名](スル)困難な状況や貧乏のために、ひどく苦しむこと。困窮。「—見るに忍びず」〈織田訳・花柳春話〉
きゅう‐さく【窮策】
追い詰められたあげくに考え出した案・方法。窮余の策。