ひ‐ふ【秘符】
神仏の加護がこもり、災厄を除き去るという札。護符。
ふ【符】
1 護符。守りふだ。 2 割符(わりふ)。 3 律令制で、上級官庁から直属の下級官庁へ出した公文書。差し出す官庁によって太政官符・省符・国符などとよばれた。→解(げ) 4 めぐりあわせ。運。「唐...
ふ【符】
[常用漢字] [音]フ(漢) 1 両片を合わせて証明をする札。割り符。「符節/配符」 2 割り符を合わせたように一致する。「符合」 3 天からの知らせ。めでたいしるし。「符瑞(ふずい)/祥符」 ...
ふてん‐おんぷ【付点音符】
楽譜で、符頭の右側に点を持つ音符。もとの音符の半分の長さが加わる。
べっ‐ぷ【別符/別府】
平安末期に成立した土地制度の一形態で、荘園に付属する一部区域が国司免符などによって独立的な状態になったもの。地名化したものもあり、大分県の別府はその代表例。べふ。
みょう‐ぶ【名簿/名符】
古代・中世、官途に就いたり、弟子として入門したり、家人(けにん)として従属したりする際、貴人・長上・師匠に身分証明として送る自分の姓名を書いた名札。名付(なづ)き。名書(なぶみ)。二字(にじ)。
めし‐ふ【召符】
《「めしぶ」とも》「召文(めしぶみ)」に同じ。
めんざい‐ふ【免罪符】
1 カトリック教会が善行(献金など)を代償として信徒に与えた一時的罪に対する罰の免除証書。中世末期、教会の財源増収のため乱発された。1517年、聖ピエトロ大聖堂建築のための贖宥(しょくゆう)に対...
れい‐ふ【霊符】
霊験あらたかなおふだ。お守り。護符。
れん‐おんぷ【連音符】
ある音符の音価を、本来の分割法によらずに等分割した一連の音符。二等分すべきところを三等分した三連音符など。連符。