つび【粒】
つぶ(粒)の古名。「流頭の粟の—を粉(くだ)きて」〈霊異記・上〉
つぶ【粒】
[名] 1 小さくてまるいもの。「米—」 2 集合体を構成する個々の物や人の大きさや質。 3 小銭のこと。 4 ムクロジ、またその種子の別名。 [接尾]助数詞。種子や丸薬など、丸くて小さいも...
つぶ‐あん【粒餡】
小豆が粒のままか、つぶしてある餡。
つぶ‐え【粒餌】
穀物の実や、その挽(ひ)き割りを原料とした家禽(かきん)の飼料。
粒(つぶ)が揃(そろ)・う
集まった物の、大きさや質が均等である。転じて、すぐれた人や良質の物が揃っている。
つぶ‐ぎん【粒銀】
豆板銀(まめいたぎん)の俗称。
つぶ‐ぞろい【粒揃い】
1 たくさんの中の粒の大きさや質が、良質でよくそろっていること。また、そのもの。「—の真珠のネックレス」 2 集まった人々の能力や質がそろっていて、見劣りするものがいないこと。「—の選手」
つぶ‐だ・つ【粒立つ】
[動タ五(四)]《古くは「つぶたつ」》粒状になる。また、表面にたくさんの粒ができる。「夕立で水面が—・つ」「—・つまで煮る」
つぶ‐つぶ
[名](「粒粒」とも書く)たくさんの粒状のもの。また、その一つ一つ。ぼつぼつ。「顔に—ができる」「—のあるきゅうり」「—ジュース」→つぶつぶ感 [副] 1 たくさんの粒を感じるさま。「—とし...
つぶつぶ‐かん【粒粒感】
つぶつぶとした感じ。たくさんの粒の感触。「果実の—を楽しむジュース」