のう‐ど【濃度】
1 溶液や混合気体・固溶体などに含まれる組成成分の量の割合。表し方には、質量百分率(重量パーセント)・体積百分率(容量パーセント)・モル濃度・規定度などがある。 2 ⇒基数3
ハイドロキシアパタイト【hydroxyapatite】
骨を構成する基本物質である水酸化燐灰石(りんかいせき)のこと。たんぱく質の分離・精製のためのクロマトグラフィーに用いられるほか、人体の骨や歯と同じ化学組成をもつことを利用して人工骨・人工歯への実...
はく‐てっこう【白鉄鉱】
鉄の硫化鉱物。淡い真鍮(しんちゅう)色で金属光沢がある。板状・錐状結晶や塊状をなすことが多い。斜方晶系。黄鉄鉱と同じ化学組成であるが、結晶系が異なる。マーカサイト。
はん‐がん【斑岩】
多量の斑晶をもつ斑状組織の火成岩。一般に、アルカリ長石の斑晶をもつ花崗岩(かこうがん)質の組成の半深成岩をさし、花崗斑岩とよぶ。石英の斑晶に富むものは石英斑岩とよぶ。
ハーシェル‐うちゅうぼうえんきょう【ハーシェル宇宙望遠鏡】
《Herschel Space Observatory》2009年5月にESA(欧州宇宙機関)が打ち上げた宇宙望遠鏡。従来に比べて最も大きい口径3.5メートルという反射鏡を搭載し、宇宙望遠鏡とし...
バリウム‐フェライト【barium ferrite】
フェライトの一種。バリウムを含む複酸化物。六方晶系。保磁力が大きく、永久磁石の材料として知られる。組成式はBaFe12O19
ヒギエア【Hygiea】
小惑星の一。1849年に発見。名称はギリシャ神話の医神アスクレピオスの娘で健康の女神ヒュギエイアに由来する。直径407キロメートルで小惑星帯の天体の中で4番目に大きい。軌道長半径は3.1天文単位...
ひん‐がん【玢岩】
半深成岩の一。完晶質で斑状組織をもつ細粒の岩石。安山岩とほぼ同じ組成であるが、石基は安山岩よりやや粗粒。
び‐しょう【微晶】
肉眼では見えにくい微細な結晶。特に、火成岩中の微細な結晶。「原子から—、—から多晶金属の組成」〈寅彦・ルクレチウスと科学〉
フィラエ【Philae】
2004年3月にESA(欧州宇宙機関)が彗星探査機ロゼッタとともに打ち上げた着陸機。カメラのほか、表面の元素組成を分析するX線分光計や質量分析器を搭載。2014年11月、チュリュモフゲラシメンコ...