イェルザレムのよる【イェルザレムの夜】
大原富枝の小説。昭和55年(1980)刊。昭和51年(1976)にカトリックの洗礼を受けた著者が、聖地を巡礼した経験をもとに書かれた紀行文学。
いか・す【生かす/活かす】
[動サ五(四)] 1 いったん息絶えたものを生き返らせる。蘇生(そせい)させる。「溺れた人を人工呼吸で—・す」 2 死なないようにする。命を長らえさせる。「魚をいけすに入れて—・しておく」 3 ...
烏賊(いか)の甲(こう)より年(とし)の功(こう)
イカの甲はあまり役に立たないが、年功は積めば積むほど価値がある。年長者の経験は重んじなければならないことをいう。亀(かめ)の甲より年の功。
いき‐しょうにん【生き証人】
事件や出来事を直接経験し、その体験や事実を語ることができる人。「戦争の—」
いきているへいたい【生きてゐる兵隊】
石川達三の長編小説。昭和13年(1938)、雑誌「中央公論」に発表。従軍記者として中国に赴いた際の経験に基づく作品。戦後の昭和20年(1945)に刊行。
イギリス‐けいけんろん【イギリス経験論】
⇒経験論
いしき‐いっぱん【意識一般】
《(ドイツ)Bewußtsein überhaupt》カント哲学で、あらゆる経験に先立ち、それらの経験を可能にする、認識の究極的根拠としての自己意識。先験的統覚。純粋統覚。
痛(いた)い目(め)に合(あ)・う
痛みや苦しみを味わう。ひどい経験をする。ひどい目に合う。痛い目を見る。「歯の治療で—・うのはもうこりごりだ」「期待が大き過ぎると—・うぞ」
板(いた)に付(つ)・く
1 役者が経験を積んで、演技が舞台によく調和する。 2 経験を積んで、動作や態度が地位・職業などにしっくり合う。「—・いた司会ぶり」
一日(いちじつ)の長(ちょう)
《「論語」先進から》 1 年齢が少し上であること。 2 知識・経験・技能などが少しすぐれていること。「芸においては彼に—を認める」