いで‐の‐したおび【井手の下帯】
別れていた男女が、のちに再びめぐり会って契りを結ぶこと。昔、山城国の井手に使者として行った男が、少女に帯を解いて与えたが、8年後にそれを目印にして再会し、契りを結んだという大和物語にある話による。
いなわしろ‐ぼんち【猪苗代盆地】
福島県中部にある盆地。中央部に猪苗代湖がある。会津盆地などと並ぶ県内の米の主産地。会津地方と中通りを結ぶ交通の要所。
い‐の‐め【猪の目】
《形がイノシシの目に似ているところから》 1 刳(く)り形の一。ハート形で、飾り金具や額縁・経机の彫刻などに用いる。猪の目透かし。 2 琵琶の胴の上にある覆手(ふくじゅ)にあけた穴。これに弦を通...
いぼ‐ゆい【疣結い】
結び方の一。結び目をいぼのように突き出して結ぶ。いぼい。いぼゆわい。
イポトン‐どおり【イポトン通り】
《Ippoton/Ιπποτών》ギリシャ東部、エーゲ海に浮かぶロードス島の都市ロードスの旧市街にある石畳の通り。ギリシャ語で「騎士団の通り」を意味する。14世紀に聖ヨハネ騎士団の城塞都市として...
イマジナリー‐ライン【imaginary line】
映画の撮影などで、会話する二人の人物を結ぶ仮想的な線。複数のカメラを用いた映像をつなげる際に、この線を超えずに撮影した場面だけを使用すると、人物の相対的な位置が変わらないため、視点に違和感のない...
いもせ‐むすび【妹背結び】
夫婦の縁を結ぶこと。結婚。「一世一度の—」〈浄・会稽山〉
いわ‐い【岩井/石井】
岩の間からわき出る泉を井としたもの。「—汲むあたりの小笹(をざさ)玉こえてかつがつ結ぶ秋の夕露」〈新古今・夏〉
いん【印】
1 個人・団体・官職のしるしとして文書に押し、その責任や権威を証明するもの。木・竹・石・角・金属などに、文字や記章を彫ったもの。印形(いんぎょう)。判。はんこ。 2 《(梵)mudrāの訳。封印...
慇懃(いんぎん)を通(つう)・ずる
《「史記」司馬相如伝から》男女がひそかに情交を結ぶ。