ふく‐えん【復縁】
[名](スル)離婚した夫婦、離縁した養子縁組などが再びもとの関係に戻ること。「折を見て—する」
ふち【縁】
1 物の端の部分。また、物の周りの、ある幅をもった部分。へり。「がけの—」「—が欠ける」「帽子の—」 2 刀の柄口(つかぐち)の金具。 [用法]ふち・へり——「机のふち(へり)に手をつく」「茶碗...
ふな‐べり【船縁/舷】
「船端(ふなばた)」に同じ。
ぶつ‐えん【仏縁】
仏との間に結ばれる縁。仏の引き合わせ。仏のゆかり。
へり【縁】
1 池・穴などに接したすぐそば。そのものに入るすぐ手前をさす。「崖(がけ)の—に立つ」「川—の道」 2 もののはし。ふち。「机の—で肘(ひじ)をうつ」「船—」 3 2につけた飾り。特に、畳の長い...
ほう‐えん【法縁】
1 仏法に会う縁。仏縁。 2 法を縁とする慈悲。
ほう‐えん【芳縁】
よい因縁(いんねん)。めでたい縁。「先世の—も浅からずや思ひ知られけん」〈平家・三〉
ほうかい‐むえん【法界無縁】
仏語。仏の慈悲が、すべての人々に対して無差別平等であること。ほっかいむえん。
ほん‐えん【本縁】
《連声(れんじょう)で「ほんねん」とも》事物の起こり。起源。由来。縁起。「仏神の—をうたふ」〈徒然・二二五〉
ま‐えん【魔縁】
悪魔が人の心を迷わせること。また、その悪魔。「われらが、念仏して居たるを妨げんとて、—の来たるにてぞあるらん」〈平家・一〉