ぐん‐みん【群民】
多くの人民。群衆。
ぐん‐もう【群盲】
1 多数の盲人。 2 多くのおろかな人々。
群盲(ぐんもう)象(ぞう)を評(ひょう)・す
《多くの盲人が象をなでて、自分の手に触れた部分だけで象について意見を言う意から》凡人は大人物・大事業の一部しか理解できないというたとえ。群盲象を撫(な)ず。群盲象を模(も)す。群盲巨象を評す。
ぐん‐ゆう【群遊/群游】
[名](スル) 1 大勢が集まって遊ぶこと。 2 むらがって泳ぐこと。「大洋を—するイルカ」
ぐん‐ゆう【群雄】
多くの英雄。
ぐんゆう‐かっきょ【群雄割拠】
[名](スル)多くの英雄が各地で勢力を振るい、互いに対立し合うこと。「—の世」
ぐん‐よう【群羊】
1 多くの羊。 2 多くの弱者。
群羊(ぐんよう)を駆(か)って猛虎(もうこ)を攻(せ)む
《「戦国策」楚策から》多くの弱い者を連合させて、強者に対抗する。どう努力しても勝ち目のないことのたとえ。
ぐん‐らく【群落】
1 多くの村落。 2 一定の自然環境で、互いに有機的なつながりをもって生育している異種の植物の集まり。植物群落。
ぐんらく‐たい【群落帯】
環境条件によってある方向に帯状に並んでいる植物群落の変化。湖沼で、岸から離れるにしたがい、水ヨシ帯・マコモ帯・浮葉植物帯・沈水植物帯などの分布がみられることなど。